WGP2020 東京地区入賞レシピ

妻がかげろうを持っていきWGP2020東京地区4位になりました。

なぜかデッキ解説記事を僕が書くことになったので書きます。
案の定というかネヴァン規制されましたね。
PBDがルアードのおもちゃになってたからね、仕方ないね。

前日の調整で出来上がったレシピはこれです。

デッキのコンセプトは、早い段階で殴って点を詰めてクロスのパンチを2回ノーガードさせないというものです。
実際の試合内容については僕が会場に居なかったため書けません。

各カードの採用についてですが、必要パーツの種類が多かったため2枚・3枚搭載のカードが多く、4搭載になっているのは
メインVになるクロス・ジエンドと事故回避用のイグニロード・ラーヴァフロウのみです。

グレード比率に関してはG2が10枚、G1が15枚とG1の比率を多めにしています。
とにかく相手が8000の時に殴りきっておきたいという構築です。
対ルアードをかなり意識した構築にしています。
ルアードを相手にした場合、ゲームが伸びれば伸びるほどジリ貧になってしまいます。
可能な限り序盤に殴っておきたいため、必要に応じてエルモなども前に出していきます。
ルアード側のプレイとして、できるだけ序盤はダメージを受けたくない(PBDがダメージに落ちる可能性がある)為、大き目の要求を出して殴っていけば無理してシールドを切ってくれることがあります。

採用カードについてです。
最近ではあまり見なくなったバーサーク・ドラゴンを搭載しています。
うっかりカロンとかで殴ってくれてCBをもらえればネヴァンを焼いてスペライを阻止できるかもしれません。
それ以外にも単体でVに届くアタッカーとしても優秀で、単体で相手の8000に対して10000要求が出せるなど焼き以外の場面でも活躍するということで採用しています。
ほかに珍しいところでいうと焦熱の火ギビルを採用しています。
書いてあることは地味ですが、かなり取り回しやすいカードでした。
Vの打点アップとソウル確保を同時に行うことができるため、バーサークやカラミティで多めにソウルを使ってもオバロXのテキストを2ターンに渡って安定して使うことができます。

逆に最近では搭載されることの多くなったデカットについては不採用となっています。
パワーが9000しかないということもあり、アタッカーとしては不安が残ること、序盤に盤面を広げたり、バーサークドラゴンを採用していることによってCBを思い通りに使えることが少ないことを想定しています。
カラミティタワーワイバーンも同様の理由で採用枚数を減らしています。

トリガー比率については☆8引4治4と枚数だけ見れば標準的ですが(最近は☆12が標準化している気もしますが)守護者を2:2と散らしています。
理由としては、スペライギミックからフォースを3枚獲得したモルフェッサ単体の要求を1枚で止められる札としてジャンナットを採用しました。
その都合でバリィの枚数が減るわけですが、バリィ0にしてしまうと今度はスーエルスの要求が止まらなくなるという問題もあり、結果的に散らす形になりました。
バニラドローを2枚採用していますが、こちらについてはジエンドのディスカードコストとして切ればいいという割り切りをしたため許容しました。
☆10にしなかった理由ですが、序盤からカードを盤面に投げつけるという構築上、中盤以降の息切れがあったためアタッカー・シールドの補充をするために引を一定数入れた方が取り回しやすいと感じました。

プレイ方針というほどのものはないですが、基本的に手札にあるアタッカーを盤面にひたすら投げつけて殴るだけです。
強いていうのであれば、イグニロードの5000パンプをできるだけ発動させながら殴ることを意識してプレイします。
イグニロードは「Vアタック時に手札が4枚以下なら5000パンプ」なので、ドライブする前にハンドが4枚以下であればパンプします。
ハンドを盤面に投げつける特性上、要件を満たすこと自体はそんなに難しくないはずです。
ギビルのテキストは、発動させたいタイミングがイグニロードと真逆なので、イグニロードと同じ楯列に並べてしまうとアンチシナジーになります。
バーサークやトリッドキャノンの裏にギビルを配置して、先にその列からアタックしてギビルのスキルを発動、その後Vスタを絡めたオバロのアタック、最後にイグニロードの列でアタックとするのが理想です。
その動きを意識したいため、できるだけイグニロードの裏にギビルは配置しないようにしましょう。

各試合がどうだったかは本人のみぞ知るって感じなので、本人のTwitterにリプでも投げて聞いてみてください。

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