初心者向け麻雀講座

初心者向け麻雀講座

なんか最近、周りが麻雀やってるみたいなので需要あるかなと。

実は学生の頃、毎日雀荘に通ってたくらい麻雀好きです。強くはない。

麻雀そのものは知ってるけど、ルールもよくわからないし役も複雑だから取っ付きにくいみたいな人多いと思います。

そんな人がざっくり麻雀を楽しむための記事です。

簡単にルール説明。

基本の参加者は4人です。

3人でゲームをする3麻や、2人でやる17歩なんていうのもありますが、一旦ここでは触れません。

実は麻雀、雀荘や地方によって微妙にルールが変わります。
なので、この記事ではスタンダードなものを対象に説明します。

まずはこんな感じで手配が配られます。
この14枚(13枚+1枚)の組み合わせで点数が変わります。

14枚全てで役を作るため、役が作り切れた時点でアガリとなります。
ただし、役がない場合はアガれません。アガってしまうとチョンボになり、逆に点数を持っていかれます。

言ってしまえば、クソほどルールを面倒臭くしたポーカーです。

4人がそれぞれ親をやって、1周もしくは2周した時点で最も点数が高い人が勝ちです。
例外的に3周する場合もありますが、ここでは説明しません。

初期持ち点は25000点です。
1ターンに出来ることはドローとドロップのみです。
やらなければなりません。
例外的にカンというものもできますが、後述。

まず用語の説明から。

・リーチ
「13枚+1枚」の「1枚」が来ればアガリになる状態が作れた場合、宣言することができます。
宣言した場合、デポジットで1000点失います。アガれば帰ってきますが、他の人がアガった場合は持っていかれます。
宣言した場合、ドローゴーか上がるかしか出来ません。例外的に暗カンというものができますが、割愛します。
初心者はまずこのリーチをかけられるようにしましょう。

・牌
札だと思ってください。
ドローかドロップします。

・萬子(マンズ)

これらです。
よく麻雀の解説サイトとかでは1mとか表現したりします。(1manzu)

・筒子(ピンズ)

これらです。
同様に1pとか書いたりします。

・索子(ソーズ)

上記と同様1sとか書きます。

・風牌

これです。3枚揃えておくと役になります。
トン、ナン、シャー、ペー。
プレイヤーとフィールドに風という特殊な属性がつきます。
フィールドは殆どの場合、東か南です。例外的に西もありますが割愛します。
プレイヤー側には東西南北いずれかがついて、親が東になります。
自分もしくはフィールドの風と一致したものを3枚揃えると1役です。
つまり、フィールドも自分も東であった場合、東を3枚持っておくと2役になります。
これをダブトンと言います。

・三元牌

ハク、ハツ、チュン
これも風牌と同じく1役です。
これは無条件で3枚持っていれば1役です。

・上家(カミチャ)
自分の左の人です。

・下家(シモチャ)
自分の右の人です。

・対面(トイメン)
自分の正面の人です。

・暗刻(アンコ)
同じ牌を3個揃えている状態

・対子(対子)
同じ牌を2つ揃えておく状態

・順子(シュンツ)
連番で3つ揃えておく状態です。

・ポン
相手ターン中にドロップされた牌を自分の牌にする宣言です。
ただし、ポンした場合はリーチを宣言できません。
これで同じ牌を3枚揃えた場合は明刻(ミンコ)と呼びます。

・チー
上家のターン中のみ宣言できます。
ポンとは違い、順子を作ることができます。
チーした場合もリーチが宣言できません。

・鳴き
ポンやチーなどの事を総称して鳴きといいます。

・ツモ
ドローです。
鳴いておらず、ツモでアガった場合は1役付きます。

・カン
カンには種類がいくつかあります。
-暗カン(アンカン)
自力で4枚引き込んだ場合に宣言できます。
宣言した場合はその4枚を3枚という扱いにして、王牌と呼ばれるGゾーン的なところから追加でツモります。
-大明カン(ダイミンカン)
自分が暗刻を持っており、相手が4枚目を捨てた時に宣言できます。
鳴き扱いとなります。

-小明カン(ショウミンカン)
既に自分がポンしており、残りの1枚をツモった時に宣言できます。
ポンしていたところに1枚加えて王牌からツモります。

・ドラ
トリガーみたいなもんです。
ドラ表示というものが王牌に出ています。
ドラ表示牌の次の牌(表示が1なら2)がドラになります。
カンをすると増えます。
また、リーチをかけてアガった場合のみ裏ドラと言って、ドラ表示牌の裏にある牌もドラ表示として扱います。(つまりリーチしないと裏ドラは見れない)

・聴牌(テンパイ)
あと1枚でアガれる状態です。
鳴いていたらリーチはかけられませんが、聴牌にはなります。

・流局
誰も上がれずゲームが終わる事です。
例外的に途中で流局になる四カン流れや九種九牌などがありますが割愛します。

・ノーテン罰符
流局時に、聴牌している人に聴牌していない人が点を払います。
全体の合計で3000点になるように支払います。

・ロン
相手の捨てた牌でアガれる時に宣言します。
ただし、アガれる牌を自分が捨てていた場合はロン出来ません。
これをフリテンと言います。

もうこの時点でウンザリしたと思うので、そろそろ説明します。

最初の

これですが、一番右の3sがターン開始時にツモったものです。

この14枚の中から1枚ずつドロップして手を作っていきます。

アガる条件は3.3.3.3.2で揃える事です。
ここから1枚ドロップして

こうなりました。

次のターンも同様にツモっては捨てを繰り返します。

こうやって進めていき、最終的に


こうなりました。
この13枚になったらあと1枚でアガリです。
見ての通りですが

1mの対子1
234mの順子
456pの順子
345sの順子
78s

ここに6sもしくは9sが加われば

678s、789sの順子が出来上がります。
相手から6s9sのいずれかが捨てられるか、ツモるかすればアガりです。
順子の代わりに暗刻でも成立します。
ここまでが基本のルールの話です。

ただし、ルールがわかれば勝てると言うものでは無いです。

役がなんなのかすらわからない初心者がある程度勝負できるようにはどうするか、ポイントだけ挙げておきます。

・派手な表示が出ても鳴かない
・相手がリーチをしたら、自分の手を崩してでも相手の捨て牌と同じものを捨てる
・聴牌したら即リーチする

この3点を取り敢えず意識してみてください。上振ればワンチャンあります。

もう少し慣れてくると、牌効率や駆け引きなどの話も出てきますが、まずはルールに慣れてみてください。

その際に、役が表示されると思います。
その役はどういう条件で成立したのか調べてみてください。

最後に、最近流行っているらしい麻雀アプリを紹介しておきます。

https://mahjongsoul.com/

雀魂
ラストサムライこと、某刀剣乱舞クランリーダーにお勧めされました。
萌えゲーかよーと思って甘くみてましたが、めちゃくちゃ本格的な麻雀ゲームです。
MJとかよりよっぽど麻雀なので、よく出来てます。

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